はじめての方へ

　初めまして福岡市中央区の税理士事務所アークスプランナー代表税理士の末田圭一と申します。このたびは数あるホームページの中から当事務所のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。このホームページをご覧いただいているということは、「個人で事業を始めたい」「会社を設立したい」「融資を申し込みたい」「税理士を変更したい」「節税に関心がある」「税務調査で困っている、連絡を受けて不安を抱えている」「税理士に相談したいことがある」など、何かしら「税理士」に対して関心がある方が多いのではないでしょうか。もちろんそれ以外の理由の方もいるとは思いますが、今日を機会にぜひ税理士事務所アークスプランナーを知っていただければ幸いです。

　いきなりですが、「税理士」という職業は、世間一般では仕事の内容があまり知られていない業種に入るのではないでしょうか。まず「〇〇士」と名の付く資格業はとかく専門性が高く、一般的には敷居が高い、とっつきにくいと耳にすることも少なくありません。税理士に関していうと衣食住と同じぐらい皆さんに関わりがあるはずの「税金」という制度があまりにも複雑で、かつ毎年税制改正という形で変わっていくため分かりにくいということがあげられます。
　我々税理士は税の専門家としての知識を活用して、その「分かりにくい税制」を納税義務者の方々に代わって（代理）税金計算、税務申告を行ってきました。もちろん今後も基本スタンスは変わらないでしょう。

　しかしながら世の中のスピードはITの発達により想像を上回る勢いで変化しており、優れた会計ソフト（近々税務申告ソフトも出ると聞いています）も量販店で販売されていますし、クラウド会計の登場などで「従来の税理士事務所モデル」は少なからずとも崩れてきているように思えます。
　ここで言う「従来の税理士事務所モデル」というのは記帳代行、決算書の作成、税務申告のみを「作業的にこなす」事務所ということになります。もちろんそのことが良いとか悪いとかではなく、それだけではお客様が納得、満足しないだろうということが言いたいのです。
　
　「作業」だけであればどの税理士事務所に依頼しても同じで、むしろ会計ソフト、税務ソフトに委ねてしまえば我々の存在意義はなくなってしまいます。私個人の考えとしては、我々はその専門的な知識をフルに生かし「作業」ではなく、プロとしての「判断」を行い、いかにお客様の利益になるように還元できるか,そのためにどれだけ労力を費やせられるか、結果を出せるかということではないかと考えております。

お客様から報酬をいただけるということはその報酬に見合うサービス対価を提供していかなければなりません。私たちは常に満足いただけるサービスを提供できているかどうか進んでいく必要があります。

税理士事務所アークスプランナー（ArxusPlanner)の由来はA､R､X､U､SをAs（明日）、US（私たち）、X（交流、未知数、無限）、ARC（架け橋）の４つのキーワードから命名しました。
お客様の未来を私が架け橋になって無限の可能性に向かっていきたいというような思いが込められています。
　お客様は一人ひとり同じお客様は絶対に存在しません。そこにはそれぞれの「思い」があり、それぞれに掲げている目標・目的、それぞれに抱えている悩みもバラバラです。お客様の要望を丁寧に聞き出し、いろいろな角度から複数の選択肢を提供していかなければなりません。だからこそ私たち税理士は「作業」を重視する存在になってはいけないと常に思っています。
　
　仮に決算を年間に３０件組んだとして税理士事務所からは「決算３０件」なのですが、お客様からすると「決算」はあくまでも「自社１件のみ」なのです。ここを勘違いして「作業」としてとらえて「３０件のうちの１件」ととらえてしまう税理士事務所があったらその事務所の存在意義はお客様にとっては無用のものになってしまうのではないでしょうか。

　税理士事務所アークスプランナーはお客様を「指導」する上から目線の立場ではなく、「作業」を請け負うだけの下請けでもなく、事務所名の由来通りお客様と一緒にお客様が向かいたいと思う無限の可能性に一緒（私たち）に同じ感性、感覚、目線で向かっていきたいと考えています。

最後に税理士事務所アークスプランナーがお受けできないことをお話しさせていただきます。
　
　それは脱税幇助、粉飾取引などの最終的にお客様にご迷惑がかかる行為です。
この部分に関してはどんなにお客様から望まれてもご相談に乗ることはできません。

　我々の仕事は先ほども述べたように「作業」だけではなく「判断」が必要な仕事だと思っています。まれに脱税、粉飾決算の依頼を「事務的に断られた」と言っている方の話を聞きますが、それは将来お客様にご迷惑がかかることを十分に理解して「判断」しているので、「事務的に」という考え方は違うと考えています。

　脱税と節税は紙一重という方もいらっしゃいますが、私から言わせるとまったく異なるものです。脱税行為を行わなくても合法的に節税ができ、また節税をした上で内部留保をし、財務体質を強くできる選択肢を私たち税理士がひとつでも多く提供することこそが事業の発展に寄与していけると考えます。

　私は事業を始められた方に以下のことを口酸っぱくお伝えします。

　・まずは利益（黒字）を出せるようになりましょう
　・つぎにキャッシュベースで増収になりましょう（借入を返済してもプラスになる）
　・上記が見えたら、可能な節税はしっかり、トコトンやりましょう
　・全部クリアしたら最後は税金の存在を忘れるぐらい稼いでください

　よく「節税」ありきでいろいろな情報を収集しすぎている方をお見かけしますが、私は順番が違うと思います。事業はあくまでも経済主体として利益を出していく、キャッシュを増やしていく、事業・会社が繁栄する、そこで働いている方やその方のご家族も含め、最終的には社会に還元できることが存在意義だと考えています。私に関わった皆さんが依頼して良かったと言っていただけて初めて私たち税理士の存在意義があると強く信じています。